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突然襲ってくるうつ発作

うつをやり過ごす50の方法

うつ病歴10年以上の人が書いた、ツラいうつをやり過ごすリアルな知恵


突然襲ってくるうつ発作

~突然襲ってくるうつ発作~
 
冒頭から質問をしてしまい、
たいへん恐縮ですが、
あなたにはこのようなご経験がありますか?

朝目覚めたら、
 頭が重く指一本動かせない。
 目覚まし時計すら止められない…。

・駅で立ち尽くし電車にも乗れない。
 今にもその場に座り込んでしまいそうだ…。

・仕事中、
 訳もなく不安や悪寒に包まれる。
 これから会議が始まるのに…。

・午後になった途端に
 頭がまったく働かない。
 今日〆切りの企画書があるのだが…。

・人と会うのが恐くなる。
 メールすら見られず、
 携帯電話の電源も切ってしまう…。

・楽しみにしていたはずの休日。
 虚しくてたまらず、
 友人との約束を断ろうか迷う…。

・掃除をしていたら、
 ふと憂鬱に全身を覆われる。
 これから子供と出掛ける約束なのに…。

・今日の飲み会は
 全然酔えずもり上がれない。
 イライラしてとても笑顔ではいられない…。

・友人との楽しい会話中、
 急に泣き出したいほど悲しい気分に。
 返事をするのが精一杯…。

もし、あなたが
このようなツラさを抱えているとしたら。

これから私が紹介させていただく
「うつをやり過ごす50の方法」が
あなたのお役に立つでしょう。
 
日々の暮らしの中で、
何の前ぶれもなく我が身をおそう不安、
恐怖、悲しみ、怒り、虚しさ…。

その激しい感情の揺れは、
まるで心におきた地震のように、
容赦なく人を耐えがたい苦しみの果てへと追いやってしまいます。

もしかすると、
猛スピードで動き続ける現代社会の中で、
このような心の地震におそわれてしまう人は、
うつ病など心の病にかかっている人にかぎらず、
数多くいらっしゃるのではないでしょうか。

日常生活の中で、
このような心の不調に見舞われるのは、
とてもとてもツラいことですよね。

目に見えない症状だけに、
周りの人に理解してもらうことも出来ず、
ただただ一人症状が去るのを耐えしのぶしかない…。

自分のことで恐縮ですが、
実は私も頻繁に
このような突然の心の不調に見舞われ、
日常生活に支障をきたしていました。

「さっきまであんなに調子良かったのに・・・」

「急にこれほど調子が悪くなるなんて・・・」

突然おそってくるこの心の不調に、
私はいつの間にか「うつ発作」と名前をつけていました。

そして、
長い間その「うつ発作」に悩まされながら、
戦々恐々と怯えて暮らす日々を送っていたのです。

しかし、あるきっかけで、
「うつ発作」をやり過ごせるようになり、
今では無事に社会生活を送れるようになったのです。
 
 
<局長 信夫克紀(しのぶ かつのり)著>